家電の買い替えサイクル到来で小売に追い風、SMBC日興証券(花田浩菜)
こんにちは、フィスコリサーチレポーター花田浩菜の「SMBC日興証券の気になるレポート」です。
2014年の消費増税以降低迷を続けてきた個人消費ですが、ここへきて回復の兆しが見えてきているようです。
12/5付けの「Daily Outlook」に掲載されたレポートによれば、『株高等を受け、今まで貯蓄に軸を置いていた消費者マインドが変化するのではないか。これまでの節約疲れも手伝って、高付加価値品の消費が堅調に伸びていくと期待される』とのこと。
さらに『特に家電の買い替えサイクルに注目したい』としたうえで、『テレビの買い替え年数は概ね8年であることから、2017年にかけてテレビの買い替えサイクルが本格化すると想定される』と指摘。『消費者態度指数の「耐久財の買い時判断」が堅調に推移していることも踏まえると、家電消費は今後拡大していくと考えられる』と伝えています。
そして関連銘柄の家電量販店については、『買い替えサイクルに加え、収益性を重視するビジネスモデルに転換している点も評価』できると指摘。最大手のヤマダ電機<9831>が『プライスリーダーとして過度な値引きを修正したことで業界全体の販売価格は上昇し、粗利率は大きく改善している』と伝え、同社など関連銘柄5社を取り上げて紹介しています。
詳しくは12/5付けの「Daily Outlook」ご覧になってみてください。
また、面白いレポートを発見したらご紹介しますね。
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フィスコリサーチレポーター花田浩菜
《FA》
提供:フィスコ