NSD---好調なIT投資に支えられ増収増益基調続く、2018年3月期には売上高500億円を目指す
NSD<9759>は独立系のシステムインテグレーター。収益の約4割が金融業向けで、特に強みを持つ。
2015年3月期の連結業績は、売上高で前期比6.7%増の429.90億円、営業利益で同6.1%増の51.44億円、経常利益で同4.9%増の53.26億円、当期純利益で同6.1%減の29.73億円と増収、営業利益及び経常利益とも増益となった。好調なIT投資を受けて、システム開発やシステムプロダクトが堅調に推移した。金融、サービス、製造、公共など多くの業種で前期比を上回る収益となった。
2016年3月期の業績予想は、売上高で前期比8.2%増の465.00億円、営業利益で同8.9%増の56.00億円、経常利益で同7.0%増57.00億円、当期純利益で同17.7%増の35.00億円と引き続き増収増益を見込んでいる。
2015年4月30日付けで新・中期経営計画を発表。2016年3月期を初年度として、2018年3月期には、売上高500.00億円、営業利益61.00億円、経常利益62.00億円、当期純利益41.00を目指す。
《FA》
提供:フィスコ