クレオ---2Q増収減益、システム運用・サービス事業、サポートサービス事業の売上が伸長
クレオ<9698>は31日、2018年3月期第2四半期(2017年4~9月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比3.8%増の55.82億円、営業利益が同35.6%減の0.29億円、経常利益が同20.8%減の0.58億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同48.7%減の0.20億円となった。
ソリューションサービス事業は、売上高が前年同期比4.3%減の13.13億円、営業利益が同53.0%増の1.13億円となった。収益性の低い事業の縮小などにより減収となった。営業利益は事業・組織再編による費用最適化の効果などにより増益となった。
受託開発事業は、売上高が前年同期比18.7%減の5.38億円、営業利益が同31.7%減の0.98億円となった。主要既存顧客からの案件失注などの影響により、減収減益となった。
西日本事業は、売上高が前年同期比8.0%増の5.80億円、営業利益が同95.8%増の0.41億円となった。既存顧客からの受託開発案件増加などにより、増収増益となった。
システム運用・サービス事業は、売上高が前年同期比17.7%増の9.87億円、営業利益が同5.8%減の0.43億円となった。既存顧客からの受注増などにより増収となったが、売上増加に伴う外注費の増加などにより営業利益は減益となった。
サポートサービス事業は売上高が前年同期比9.9%増の21.62億円、営業利益が同28.4%増の0.98億円となった。コールセンターサービスの受注拡大などにより増収増益となった。
2018年3月通期の連結業績予想については、売上高が前期比8.1%増の125.00億円、営業利益が同34.8%増の4.00億円、経常利益が同22.9%増の4.10億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同3.9%増の2.80億円とする期初計画を据え置いている。
《TN》
提供:フィスコ