東京電力ホールディングス<
9501>が、一時前日比17円安の448円まで売り込まれるなど、電力株が軒並み安となっている。また、東証1部の業種別指数でも「電気・ガス」が33業種中で下落率トップとなっている。
小池百合子東京都知事が立ち上げた国政政党「希望の党」の基本政策のなかに「原発ゼロ」を掲げ、自民党の政策との違いを際立たせている。今後の選挙戦のなかで、原発の存続・廃止を巡る論議が活発になることも予想され、脱原発の世論の高まりによって、再稼働に不透明感が増すのではとの懸念から売りが優勢となっているようだ。
出所:
みんなの株式(minkabu PRESS)