日本テレホンが朝安スタートのあと切り返す、１７年４月期業績予想を下方修正も織り込み済み

　日本テレホン<9425>が朝安スタートののち切り返している。前週末９日の取引終了後、１７年４月期の単独業績予想について、売上高を６１億４４００万円から５７億３４００万円（前期比１０．６％減）へ、営業利益を４５００万円から１０００万円（同６９．７％減）へ下方修正したことを受けて売り優勢でスタートしたが、業績悪化は織り込み済みとの見方が強まり買いが入っている。

　下方修正は、各移動体通信事業者の専門ショップは比較的順調に推移しているものの、全ての移動体通信事業者の携帯電話を扱う情報通信ショップでは販売台数の落ち込みが厳しいことが要因という。また、コールセンターオペレーターへの人件費などの外注費が想定を上回ったことも利益を圧迫したようだ。

出所：株経ONLINE（株式会社みんかぶ）