ビジョン---ポケットチェンジと業務提携、外貨を電子マネーに交換できるサービスとグローバルWiFiの相互支援を実施

ビジョン<9416>は27日、ポケットチェンジ(本社:東京都港区）と業務提携を行うと発表。訪日外国人旅行者を含む海外渡航者へ向け、外国硬貨・紙幣を電子マネーに交換できるサービスとグローバルWiFiの相互送客を実施する。

ビジョンは、海外渡航者や訪日外国人旅行者へモバイルインターネット環境を提供するWiFiルーターのレンタルサービス「グローバルWiFi」を展開している。利用者は114万レンタル以上（2016年実績・ビジョン調べ）で、インバウンド需要の大きな高まりなどにより増加し続けている。また、中期の成長戦略として、同社サービス利用海外渡航者への有力な旅行関連サービスプラットフォームの提供に取り組んでいる。

ポケットチェンジは、海外旅行の際に余った外国硬貨・紙幣を自国で使える電子マネーや各種ギフトコード、クーポンなどに交換できる専用キオスク端末を開発し、羽田空港など各所に設置展開している。

両社の提携内容は、ポケットチェンジは端末利用者への「グローバルWiFi」の案内と利用クーポンを提供、ビジョンは「グローバルWiFi」の利用者に、海外渡航後の余った外貨の有効手段として、ポケットチェンジを案内していく。まずは、ポケットチェンジの端末が設置済みの羽田空港からサービス開始する。海外渡航者の外貨の有効活用ニーズは高く、市場規模は日本国内だけでも年間3,500億円、グローバルには約10兆円の推定されている。両社は、本取組を通し、事業成長や企業発展を図っていくとしている。

《MW》

　提供：フィスコ