日本BS放送---2Q決算はアニメやドラマ作品が好調、前年同期比10%増収
日本BS放送<9414>は5日、2017年8月期第2四半期(2016年9月~2017年2月期)決算を発表した。売上高が前年同期比10.4%増の54.08億円、営業利益が同0.4%増の11.89億円、経常利益が同0.4%増の11.90億円、四半期純利益が同1.4%増の8.13億円となった。
BSデジタル放送業界はデジタル放送受信機の普及に伴い、視聴可能世帯数の割合は全世帯の71.7%で推移し、衛星放送メディア分野の広告費は前年比で3.9%の伸長。そのような環境の中、BS放送の広告費は前年比で4.0%増と堅調に推移している。
売上面においては話題の作品にこだわったアニメやドラマ編成等が増収に寄与した。費用面においては引き続き番組関連費用等を効率的にコントロールするとしている。さらに番組宣伝のための施策として、全国紙・地方紙への広告出稿を戦略的に実施し、様々な媒体を活用した広告宣伝の施策に取り組んでいる。
2017年8月期通期の業績予想は、売上高が前期比17.5%増の120.00億円、営業利益が同4.3%増の22.00億円、経常利益が同2.9%増の22.00億円、当期純利益が14.60億円とする期初計画を据え置いている。
《TN》
提供:フィスコ