貸借
証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)と売建(信用売り)の両方ができる銘柄
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9401 TBSホールディングス

東証P
4,276円
前日比
-152
-3.43%
PTS
4,290.6円
14:06 04/19
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
19.1 0.73 1.03 1.23
時価総額 7,209億円
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決算発表予定日

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<動意株・16日>(大引け)=TBSHD、住友大阪、LINK&Mなど

 TBSホールディングス<9401>=大幅反発し年初来高値を更新。三菱UFJモルガン・スタンレー証券が15日付で投資判断を「アンダーウエート」から「ニュートラル」とし、目標株価を1420円から2860円へ引き上げたことが好材料視されているようだ。同証券では朝用シートマスク「サボリーノ」関連諸品の拡販や、全日帯視聴率の上昇による放送収入予想の増額などを見込んでおり、18年3月期以降の業績予想を上方修正。18年3月期の最終利益予想を158億円から182億円へ、19年3月期を同157億円から191億円へ、20年3月期を同151億円から204億円へそれぞれ引き上げ、20年3月期以降最高益を更新する局面に入ることを考慮したという。

 住友大阪セメント<5232>=後場一段高。大和証券は15日、同社株のレーティングを「3(中立)」から「2(アウトパフォーム)」へ引き上げた。目標株価は460円から570円に見直した。「悪材料一巡から値上げ期待を捉える局面へ」と指摘している。第2四半期(4~9月)の連結業績は売上高が1174億円(前年同期比6%増)、営業利益は84億円(同16%減)だった。セメント販売は堅調だが、石炭をはじめとする原燃料価格上昇や光電子事業が営業赤字となったことなどが響いた。ただ、光電子事業は歩留まりの改善が確認できたほか、販売も上期に落ち込んだ反動から下期は回復が期待できる。また、セメント値上げの方向性がみられてきたこともポジティブとみている。同証券では18年3月期の連結営業利益は会社予想と同水準の205億円(前期比5%減)だが、19年3月期は240億円への回復を見込んでいる。

 リンクアンドモチベーション<2170>=急反発。組織変革や人事コンサルティングを手掛け、組織開発のコンサル・アウトソース事業が牽引するかたちで業績を大きく伸ばしている。17年12月期第3四半期(1~9月)営業利益は前年同期比28%増の23億4100万円と3割近い伸びを示した。安倍政権が掲げる「働き方改革」でも同社の収益機会が広がるとの見方が強い。前日は全体相場に引きずられて下値を試したが、きょうは好業績を改めて評価する買いが優勢となっている。

 FDK<6955>=急反発。同社は選択と集中で事業構造改革を進める富士通グループのなかで、電気自動車(EV)の普及加速を背景に成長余地の大きい車載向け2次電池分野を担当している。富士通研究所と共同で全固体電池開発を進めており、改めてテーマ物色の波に乗った形だ。なお、同社は積層体の各層間の収縮率の差異により焼成工程において各層間にクラック等が発生するのを防止することで、電池性能の低下を防ぐことができる全固体電池の製造方法において特許申請中だ。

 井村屋グループ<2209>=ストップ高。同社は15日の取引終了後、東京証券取引所から12月7日付で東証2部から1部市場へ指定されることになったと発表した。この日は、東証1部指定によるTOPIX採用に伴い、機関投資家からの新たな買い入れニーズが発生することなどへの期待感が膨らんだ。同日、名古屋証券取引所の1部市場にも上場する。また、同社は公募増資などを実施することも発表した。11万4000株の公募増資と88万6000株の公募による自己株処分、上限15万株のオーバーアロットメントによる売り出しを行う。調達金額は約22億3300万円で、子会社の井村屋への投融資などに充てる。発行・処分価格は27日から29日のいずれかの日に決定する。

 串カツ田中<3547>=急反発。同社は15日の取引終了後、従来未定としていた17年11月期の期末一括配当を35円とすると発表しており、前期実績に対して実質増配となることが好感されている。なお、前期は普通配当30円、記念配当30円の計60円(ただし17年6月1日付で1対2株の株式分割を実施)を実施している。

※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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