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宇徳---3Q売上高2.4%増、港湾事業が堅調に推移


宇徳<9358>は1月31日、2017年3月期第3四半期(2016年4月-12月)決算を発表。営業収入が前年同期比2.4%増の368.74億円、営業利益が同14.1%減の18.76億円、経常利益が同13.0%減の20.15億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同12.4%増の15.81億円だった。

セグメント別にみると、港湾事業の営業収入は前年同期比13.9%増の172.36億円、経常利益は同39.9%増の15.64億円となった。コンテナ関連については東京港、横浜港の取扱数が好調だったことに加え、車両の取扱数も堅調に推移し増収増益となった。プラント・物流事業の営業収入は同6.1%減の192.73億円、経常利益は67.3%減の3.71億円となった。京浜港での取扱件数は大幅に増加したものの、のれん償却等により利益への貢献には至らなかった。内陸物流倉庫では苦戦が続き、重量物輸送工事、橋梁・その他の工事についても、工期の順延等により大幅に減少した。海外では主要拠点のシンガポールで、世界的な原油価格低迷により、石油化学プラント工事の冷え込みが続いた。

2017年3月期通期については、営業収入が前期比4.1%増の494億円、営業利益が同1.7%減の29億円、経常利益が同0.3%減の31億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同7.8%増の21億円とする期初計画を据え置いている。親会社株主に帰属する四半期純利益の増加は、市原市八幡浦の土地を売却したこと等による固定資産売却益3.54億円を計上したことによる。

《TN》

 提供:フィスコ

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