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9070 トナミホールディングス

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トナミホールディングス---1Qは増収・大幅な増益、新中計が順調なスタート


トナミホールディングス<9070>は6日、2016年3月期の第1四半期業績を発表した。営業収益で前年同期比2.1%増の300.60億円、営業利益で同54.6%増の12.45億円、経常利益で同46.7%増の13.72億円、四半期純利益で同52.0%増の9.18億円と、増収・大幅な増益となった。

各セグメントの状況を見ると、物流関連事業では新規顧客拡販・既存顧客深耕による安定的収益の確保を推進。消費財・流通小売関連の取扱量が堅調に推移した。営業収益は前年同期比2.0%増の277.44億円と増収。利益面も引き続き貨物自動車運送事業、貨物利用運送事業・3PL(サードパーティ・ロジスティクス)事業における、適正運賃・料金収受施策の推進や燃料価格の低下等により、セグメント利益で前年同期比63.5%増の11.30億円と大幅な増益となった。

情報処理事業の営業収益は前年同期比0.4%増の7.21億円、セグメント利益で同73.5%増の0.86億円と大幅な増益となった。一方、物品販売、委託売買業、損害保険代理業等の販売事業では、営業収益で前年同期比5.2%増の14.23億円と増収となったが、セグメント損失0.12億円となった。その他では、自動車修理業やダイレクトメール業等で増収・微増益となった。

2016年3月通期の業績予想は、営業収益で前期比3.1%増の1,264.00億円、営業利益で同3.1%増の49.00億円、経常利益で同2.9%増の53.00億円、当期純利益で同5.0%増の34.00億円を見込む。

同社は、2015年4月から、2018年3月期を最終年度とする新中期経営計画「「Leadingstep up 2017 さらなる高品質経営をめざして!!」をスタートさせた。更なる成長の3ヶ年と位置づけられており、「質・総合力」を高め、付加価値の高いサービスを提供する「強い企業グループ」を目指している。2018年3月期の数値目標は営業収益1,400億円、経常利益62.00億円。足元の業績を見ると、順調なスタートを切ったと言えよう。

《SF》

 提供:フィスコ

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