日本リテールファンド、国内大手証券は目標株価を引き上げ
日本リテールファンド投資法人<8953>が小幅に続落。5日移動平均線近辺では売り圧力が強いようだ。
野村証券は、同リートが16年2月期に、イオン<8267>グループがテナントとなっている郊外型SC5物件の売却を決めたほか、それ以降、都市型商業施設5物件の取得を決めたとリポートで紹介。売却した郊外型SC5物件、取得した都市型5物件とも加重平均償却後利回りは3.3%で、売却価格686億円に対し取得価格は380億円にとどまり、同リートは更なる投資へ現在推定500億円を詳細検討中であると解説。
同証券は、売却代金を超える規模の検討量で、資金調達手段も焦点になると指摘。郊外型SCの売却益の分割計上と潤沢な内部留保により、仮に再投資が進まずとも16年8月期、17年2月期の会社予想DPS4250円以上を維持するのは容易とみて、目標株価を26万5000円から31万5000円へ引き上げ。レーティングは「バイ」を継続している。
《MK》
株探ニュース
野村証券は、同リートが16年2月期に、イオン<8267>グループがテナントとなっている郊外型SC5物件の売却を決めたほか、それ以降、都市型商業施設5物件の取得を決めたとリポートで紹介。売却した郊外型SC5物件、取得した都市型5物件とも加重平均償却後利回りは3.3%で、売却価格686億円に対し取得価格は380億円にとどまり、同リートは更なる投資へ現在推定500億円を詳細検討中であると解説。
同証券は、売却代金を超える規模の検討量で、資金調達手段も焦点になると指摘。郊外型SCの売却益の分割計上と潤沢な内部留保により、仮に再投資が進まずとも16年8月期、17年2月期の会社予想DPS4250円以上を維持するのは容易とみて、目標株価を26万5000円から31万5000円へ引き上げ。レーティングは「バイ」を継続している。
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株探ニュース