三菱地所が高い、海外資金の買い観測で一気に底離れへ
三菱地所<8802>が続伸。10月中旬以降は動きを一変させ、一気に底値もみ合い圏を上放れる足をみせている。東京・丸の内などを中心に大型オフィスビルを運営するほか、マンションも高額物件を中心に定評がある。不動産セクターはマンションの売れ残りなどがネガティブ材料にみられているが、完成在庫が減少し需給も改善してきているもよう。同社を含め大手不動産株には海外資金とみられる大口の買いが観測され、一部オイルマネーの買い戻しも市場で取りざたされる。なお、三井不動産<8801>も前日まで上値追いを継続し10日続伸と異彩の連騰、きょうも前日終値近辺で売り物をこなしている。
出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)