ＮＥＣキャピが急反落、今期経常益は76％減

　25日、ＮＥＣキャピ <8793> が決算を発表。14年3月期の連結経常利益は前の期比76.2％増の164億円に拡大して着地。続く15年3月期は前期比75.7％減の40億円に大きく落ち込む見通しを示したことが嫌気された。

　前期にファンド事業で計上した大型売上の反動に加え、前期に増加した賃貸・割賦事業の契約実行高が売上計上するまでに時間がかかることで16.8％の大幅減収を見込む。前期に貸倒引当金戻入益を計上したことに対して、今期は想定される与信コストを計上することも利益を圧迫する。
(「株探」編集部)