2017年05月24日10時24分 第一生命HDなど買い優勢、米長期金利上昇と為替のドル高思惑が追い風に 第一生命ホールディングス<8750>やT&Dホールディングス<8795>などの生保株や東京海上ホールディングス<8766>など損保株が買い優勢の展開となっている。 米国ではリスクオフの巻き戻しの動きが強まり、足もとは債券から株式への資金シフトが進んだ。米10年債利回りはここにきて上昇歩調にあり、生保にとって運用利ザヤ拡大に対する期待が株価上昇に反映されている。また、保険各社は海外資産を多く保有していることから、日米金利差拡大に伴うドル高の流れは、円換算の含み資産拡大につながるとの思惑もポジティブ材料として意識されているようだ。 出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)