アニコムＨＤ、有力処はペット保険トップシェアの同社にとって業績拡大余地は大きいと解説

　アニコムホールディングス<8715>が反落。買い優勢で始まったものの、買い一巡後は売られる展開。

　いちよし経済研究所では、国内のペット保険加入率は５％程度と推測し、ペットの長寿命化やペット医療の高度化・高額化により、保険加入の必要性は高まると予想。ペット保険は潜在成長力の大きい市場と考え、トップシェアの同社にとって業績拡大の余地は大きいと解説。これまで培ったデータや設備、豊富な人材をもとに病気予防分野への取り組みを強化し、健康寿命延伸を提供する予防型保険会社を目指しているとして、病気予防は損害率の改善とともに顧客の満足度向上による契約率・継続率の上昇につながる可能性があると評価。

　レーティング「Ａ」とフェアバリュー３７００円を継続している。
《ＭＫ》

株探ニュース