<注目銘柄>=ケーズHD、増益基調継続へ
ケーズホールディングス<8282>は12月につけた昨年来高値2183円更新へと向かっているが、PER11倍台と割安感が強く、中期的にさらなる上値が期待できそうだ。
家電量販業界は厳しい事業環境下にあり、同社の既存店売上高も第3四半期累計(16年4~12月)で前年同期比1.1%減となった。その一方、粗利率は同1.0ポイント改善しており、過度な価格競争が一服したことが利益を押し上げていることが明らか。また、経費抑制も進んでおり、これが第3四半期累計経常利益234億300万円(前年同期比15%増)につながった。17年3月期通期では同300億円(前期比5%増)を見込むが、上振れの可能性も大きい。
18年3月期以降は、白物家電の買い替えやテレビ需要の回復が予想される。同社は家電販売に特化していることから需要回復による恩恵を受けやすく、中期的にも増益基調継続が期待できそうだ。(仁)
出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
家電量販業界は厳しい事業環境下にあり、同社の既存店売上高も第3四半期累計(16年4~12月)で前年同期比1.1%減となった。その一方、粗利率は同1.0ポイント改善しており、過度な価格競争が一服したことが利益を押し上げていることが明らか。また、経費抑制も進んでおり、これが第3四半期累計経常利益234億300万円(前年同期比15%増)につながった。17年3月期通期では同300億円(前期比5%増)を見込むが、上振れの可能性も大きい。
18年3月期以降は、白物家電の買い替えやテレビ需要の回復が予想される。同社は家電販売に特化していることから需要回復による恩恵を受けやすく、中期的にも増益基調継続が期待できそうだ。(仁)
出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)