パルコが４日続落、第１四半期は衣料品の売り上げ不振で減収減益

　パルコ<8251>が４日続落。前週末２４日取引終了後、１７年２月期の第１四半期（３～５月）連結決算を発表し、売上高は６８２億８００万円（前年同期比３．４％減）、営業利益は３２億３１００万円（同３．９％減）と減収減益だったことが嫌気されている。

　専門店事業の新規出店による売り上げ増があったが、個人消費鈍化の影響を受けてショッピングセンター事業で衣料品の売り上げが不振となり、全体の売上高は減少した。２月に開業した札幌ゼロゲートのフル稼働や、総合空間事業の利益率向上による寄与があったものの、売上高の減収をカバーできず減益となった。

　なお、通期業績予想は従来見通しを据え置き、売上高２８０１億５０００万円（前期比１．４％増）、営業利益１３５億円（同５．７％増）を見込んでいる。

出所：株式経済新聞（株式会社みんかぶ）