銀座山形が一時Ｓ高、１５年３月期最終増益増益転換と復配を好感

　銀座山形屋<8215>が一時ストップ高の２４９円まで買われる場面があった。１３日の取引終了後に発表した決算で、１５年３月期連結業績が売上高４８億１５００万円（前の期比６．５％増）、営業利益１億６２００万円（同２．０倍）、純利益１億９０００万円（同４４．０％増）となり、従来の５．３％最終減益予想から一転して増益で着地したことに加えて、７期ぶりに３円で復配したことが好感されている。消費増税の影響などはあったものの、主力のオーダーメード販売が着数、販売単価ともに上昇し好調に推移したことが牽引した。
　また、１６年３月期は、売上高５０億５０００万円（前期比４．９％増）、営業利益２億６００万円（同２６．７％増）、純利益２億２０００万円（同１５．７％増）を見込み、年間配当は前期比２円増の５円を予定している。客数・品質を向上させながら販売の拡大を図り、増収増益を継続する見通し。

銀座山形の株価は９時３９分現在２１８円（△１９円）


出所：株経通信（株式会社みんかぶ）

最終更新日：2015年05月14日 14時09分