東陽テクニカが続落、引き続き１５年９月期業績・配当予想の下方修正を嫌気した売りが続く

　東陽テクニカ<8151>が続落し年初来安値を更新。引き続き２１日に発表した１５年９月期の連結業績と配当予想の下方修正を嫌気した売りが続いている。売上高を従来予想の２２０億円から２１０億円（前期比１１．７％減）へ、営業利益を同１９億円から１２億５０００万円（同５２．６％減）へ、純利益を同１３億５０００万円から１０億５０００万円（同４１．３％減）へ下方修正したほか、１４円を予定していた期末配当を８円に、年間配当を２４円（従来予想３０円、前期３９円）に引き下げる。物性測定機器事業、情報通信測定機器事業、ＥＭＣ測定機器事業で予算執行の遅れが響いたのが要因としている。
　なお、同時に発表した第３四半期累計（１４年１０月～１５年６月）決算は、売上高１５７億１３００万円（前年同期比１２．４％減）、営業利益１１億３８００万円（同４８．３％減）、純利益１０億１１００万円（同３０．７％減）だった。

東陽テクニカの株価は９時５０分現在９８７円（▼３５円）


出所：株経通信（株式会社みんかぶ）