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8133 伊藤忠エネクス

東証P
1,568円
前日比
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PTS
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10:57 03/19
業績
単位
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13.1 1.10 3.32 33.67
時価総額 1,833億円
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伊藤忠エネクス---3Q増収増益、各部門の売上収益が増加


伊藤忠エネクス<8133>は31日、2018年3月期第3四半期(2017年4-12月)連結決算(IFRS)を発表した。売上高が前年同期比11.5%増の8,140.44億円、営業活動に係る利益が同5.0%増の142.99億円、税引前四半期利益が同20.1%増の156.93億円、当社株主に帰属する四半期純利益が同34.2%増の92.78億円となった。

ホームライフ部門の売上収益は前年同期比18.5%増の680.19億円、営業活動に係る利益は同6.9%増の16.38億円となった。LPガス輸入価格の上昇による利幅を確保したことに加え、LPガスとのセット販売を中心に推進した家庭向け電力販売事業において、当第3四半期で顧客軒数は約7,000軒増加し、約49,000軒となるなど順調な伸びにより、営業活動に係る利益は前年同期を上回った。

電力・ユーティリティ部門の売上収益は前年同期比18.6%増の518.80億円、営業活動に係る利益は同4.6%減の48.35億円となった。電力事業の電力販売分野は、法人向け並びに家庭向け販売の伸長、電力需給機能の強化及び電力販売・需給間の相互連携強化により、販売数量・損益共に前年同期を上回った。発電分野は、17年10月に新設した火力発電所が稼働し総発電量は前年同期を上回ったが、原材料費の上昇が続き損益面では前年同期を下回った。熱供給事業は、当期間内での平均気温の上下による需要の増減はあったが、熱需要量は前年同期を上回った。

生活エネルギー・流通部門の売上収益は前年同期比4.6%増の3,603.04億円、営業活動に係る利益は同28.5%増の58.82億円となった。国内燃料需要の継続的減少という事業環境の中、販売数量、損益共に前年同期を上回った。

産業エネルギー・流通部門の売上収益は前年同期比38.4%増の639.06億円、営業活動に係る利益は同41.9%減の9.34億円となった。船舶燃料販売事業は、17年11月に大分港へ配給船を配備し、8隻の国内配給船体制となった。新たな事業基盤の構築として、環境・リサイクル関連事業にも注力している。同社グループの火力発電所から排出される石炭灰を再利用して販売するフライアッシュ事業においては、「カノウエフエイ株式会社」が17年11月より本格営業を開始している。また、船舶から回収される廃油をリサイクルし再生油として販売するスロップ・再生油事業も、実績を重ね着実に事業化に向けて推進している。
2018年3月期通期の連結業績予想は、売上高が前期比11.8%増の11,500.00億円、営業活動に係る利益が同16.2%減の165.00億円、税引前利益が同8.0%減の178.00億円、当社株主に帰属する当期純利益が104.00億円とする期初計画を据え置いている。

《MW》

 提供:フィスコ

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