第一実業---独立系の総合機械商社、グローバルに事業軸体制を推進
第一実業<8059>は独立系の総合機械商社として、プラント・エネルギー事業、産業機械事業、エレクトロニクス事業、ファーマ事業、航空事業の5つの事業を展開。柔軟で迅速な対応力を有するグローバルネットワークで海外売上高比率は約5割。ハード(機械)とソフト(技術)、サービスが一体となった高度なソリューションを提供できる点が強み。グローバルに事業軸体制を推進し、一層の業績拡大を図っている。
足元の業績では、17年3月期第1四半期(16年4-6月)の売上高が前年同期比27.1%増の377.11億円、営業利益が同91.6%増の9.89億円、経常利益が同69.4%増の11.22億円、四半期純利益が同63.9%増の7.50億円で着地。特にエレクトロニクス事業のIT・デジタル関連機器製造会社向け電子部品実装機などの販売が好調で、営業利益も大幅に改善した。
17年3月期通期については、売上高が前期比2.3%増の1,270.00億円、営業利益が同8.1%増の42.00億円、経常利益が同2.8%増の45.00億円、当期純利益が同6.1%増の28.00億円とする期初計画を据え置いている。
《TN》
提供:フィスコ