ルックが戻り足、低位材料株相場に乗りアパレル関連タカキューにも人気波及

　ルック<8029>商いを伴い、戻り足を強めている。オリジナルブランドの売れ行きが想定以上に好調で、今月１日の業績上方修正を足場に人気化、今月８日にはストップ高を演じ、翌９日取引時間中には４３９円まで上値を伸ばし２０１３年２月以来４年半ぶりの高値水準に到達した。その後は急速な調整を余儀なくされたものの、前日に３３０円まで下押したところで目先の底を確認、リバウンド狙いの買いが優勢となっている。もっとも、売買代金は高水準とはいえ、ひところより減少傾向にあり、一段の上値追いにはエネルギー不足との見方も出ている。

　一方、低位材料株物色の流れは横に広がりをみせており、きょうは同じアパレルのタカキュー<8166>が一時３０％高と急騰し年初来高値を更新しており、その後は上ヒゲをつける形となっているものの、個人投資家を中心とした短期資金の物色意欲の強さを反映している。

出所：みんなの株式（minkabu PRESS）