PLANT---地方の消費マインド厳しいが、増収基調で回復の兆しも

PLANT<7646>は、福井県を地盤にする総合ディスカウントストア。ワンフロアで1万～2万平方メートルの広大な施設「スーパーセンター」を主に日本海側地域を中心に展開。商業立地に適した都市部や郊外ではなく、比較的人口が少ないエリアにあえて出店。ワンフロアで生活必需品のすべてをロープライスで提供する売り場作りに特長。

2015年9月期第2四半期（2014年10月-2015年3月）の業績は、売上高で前期比4.9％増の420.15億円、営業利益で同3.7％減の13.73億円、経常利益で同4.3％減の14.07億円、当期純利益で同1.6％増の8.93億円となった。地方都市においては消費マインドが十分回復しておらず、生活防衛意識が依然として高い。だが、惣菜や精肉など生鮮部門は好調に推移し、増収につながった。粗利も増えており、徐々に回復の兆し。

2015年9月通期の業績予想は、売上高で前期比4.5％増の867.00億円、営業利益で同3.1％減の26.00億円、経常利益で同2.7％減の27.00億円、当期純利益で同2.0％減の16.00億円と見込んでいる。

《FA》

　提供：フィスコ