フジコーポが5日続伸、上期経常は32％増益で上振れ着地

　フジ・コーポレーション <7605> が5日続伸。5日大引け後に発表した18年10月期上期(17年11月-18年4月)の経常利益(非連結)は前年同期比32.2％増の22.2億円に拡大し、従来予想の18.1億円を上回って着地したことが買い材料視された。

　全国的に降雪が多くスタッドレスタイヤの販売が大きく伸びたことが寄与。通期計画の24億円に対する進捗率は92.8％に達したが、前期にあったタイヤ値上げに伴う駆け込み需要の反動を踏まえ、通期予想は据え置いた。同時に発表した5月の既存店売上高は前年同月比8％減と2ヵ月連続で前年割れとなった。

株探ニュース