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タカタが売買再開後ウリ気配スタート、有力スポンサー2陣営が法的整理検討と報じられる

 タカタ<7312>が後場に入り売買取引が再開したが、ウリ気配でのスタートとなっている。きょう付の日本経済新聞で「有力スポンサー候補2陣営が、いずれもタカタの法的整理を提案していることが18日、明らかになった」と報じられており、これが売り材料視されている。

 記事によると、法的整理を提案しているスポンサー候補はエアバッグ世界最大手のオートリブ(スウェーデン)と、米キー・セイフティー・システムズ(KSS)の2陣営。タカタの再建を巡っては、自動車メーカー各社は透明性の高い法的整理による再建を望んでいるといわれているが、経営陣は私的整理を希望しているとされ、不透明感が強まっているようだ。

 なお、会社側では報道に対し、「当社が発表したものではなく、当社として何ら決定した事実も開示すべき事実もない。再建策の内容については関係者と協議中の段階で、開示すべき事項が発生した場合、速やかに開示する」とコメントしている。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)

最終更新日:2017年01月19日 12時56分

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