全国保証---2Qも好調が続く、JA9組合と契約締結

全国保証<7164>は6日、2018年3月期第2四半期（17年4-9月）決算を発表した。営業収益が前年同期比6.7%増の152.64億円、営業利益が同8.2%増の111.96億円、経常利益が同6.6%増の115.92億円、四半期純利益が同14.0%増の80.36億円だった。

「事業規模の拡大」ならびに「企業価値の向上」の課題を中心に各種施策に取り組んだ。
事業規模の拡大においては、当社保証商品の説明会や営業店への訪問活動等の取引深耕に努める等、既存提携金融機関の当社保証の利用率向上に取り組んだ。また、付加価値向上への取り組みとして金融機関との申込データ連携システムの開発・導入やインターネットを活用した申込スキームの構築に向けた取り組みを行った。一方、未提携金融機関との新規契約締結については、継続的な営業活動を展開した結果、ＪＡ9組合と契約締結に至った。企業価値の向上においては、業務効率化に向けた取り組みや働き方改革の推進、人材育成に重きを置いた新人事制度の構築に向けた取り組みを継続した。

2018年3月期通期の業績予想は、営業収益が前期比6.4%増の382.30億円、営業利益が同2.3%増の287.90億円、経常利益が同2.0%増の295.70億円、当期純利益が同4.2%増の203.50億円とする期初計画を据え置いている。

《TN》

　提供：フィスコ