じもとＨＤが急動意、１６年３月期最終利益４８億円に大幅上方修正

　 じもとホールディングス<7161>が急動意。同社は６日取引終了後、１６年３月期の最終利益を従来予想の３５億円から４８億円（前期比１９．８％減）に大幅上方修正しており、これを材料視する買いを誘っている。

　同社子会社である、きらやか銀行の有価証券関係損益が増加したほか、同じく子会社の仙台銀行の資金利益が増加したことに加え、与信関連費用が計画を下回ったことにより、会社側想定利益を大きく上回るかたちとなった。地銀セクターは合従連衡の動きなどを絡めここ株式市場でも注目度が高まっており、そのなかＰＢＲ０．２倍、ＰＥＲ７倍台の同銘柄は株価指標面からも投機資金を呼び込みやすい。

出所：株式経済新聞（株式会社みんかぶ）