貸借
証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)と売建(信用売り)の両方ができる銘柄
日経平均株価の構成銘柄。同指数に連動するETFなどファンドの売買から影響を受ける側面がある
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6952 カシオ計算機

東証P
1,271.5円
前日比
+15.5
+1.23%
PTS
-円
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
21.1 1.35 2.27
時価総額 3,071億円
比較される銘柄
シチズン, 
セイコーG, 
日立

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本日の注目個別銘柄:カカクコム、中外薬、日立など


<6952> カシオ計 1475 -88
大幅続落。17年3月期第3四半期の連結決算を発表。10-12月期の営業利益は68.95億円で、コンセンサス(84億円程度)を下回る着地が嫌気された。構造改革の影響で、システムセグメントで22億円の営業損失を計上したこと等が背景。時計や電卓は好調に推移するなどポジティブな側面も。なお、野村證券は、同社レーティングを「Neutral」継続、目標株価を1450円から1650円と引き上げている。

<4208> 宇部興 256 -18
大幅反落。17年3月期の通期計画の下方修正を発表し、嫌気されている。営業利益を350億円から330億円に引き下げた。石炭をはじめとする資源エネルギー価格の上昇、セメント・生コンの国内需要の伸び悩み、セメント輸出価格の下振れ等が背景に。コンセンサスでは、通期営業利益は下方修正前の350億円程度とみられていただけに、失望売りに繋がる形に。

<6501> 日立 655.7 +7.5
続伸。17年3月期第3四半期決算を発表。10-12月期の調整後営業利益は前年同期比58億円増の1402億円。日立物流などの再編が280億円の押し下げ要因となるも、収益性改善等で増益を確保。また、同時に通期の調整後営業利益見通しを5400億円から5600億円に引き上げた。コンセンサスでは10-12月期営業利益は1250億円、通期で5540億円程度とされ、これらを上回る内容が好感された。

<7013> IHI 312 +7
小幅高。17年3月期の第3四半期決算を発表。営業利益は前年同期比251.1%増の194.87億円、10-12月期では同42.6%増の75.31億円で着地。各種採算改善や前年同期の海洋構造物事業の大幅採算悪化の反動による赤字縮小などが効いた。また、東芝<6502>傘下の米原子力大手WHへの出資分3%について、東芝に対する買い取り請求権行使の可能性があるとも報じられ、売却益への思惑も支援材料に。

<2371> カカクコム 1726 -267
後場に急落。17年3月期通期の業績予想の下方修正が嫌気されている。営業利益は230億円から210億円に引き下げた。また同時に発表した第3四半期の決算では、10-12月期で営業利益は53.99億円と、コンセンサスの59億円程度を下回ったことも売りに繋がった。デジタルコンシューマ機器市場の不振が想定を上回り、これに関連する広告受注が減少したことなどが背景に。

<4519> 中外薬 3705 +300
急伸。16年12月期の通期決算を発表。営業利益(累計)は前期比11.4%減の768.84億円で、コンセンサス(733億円程度)を上回って着地。また、17年12月期通期予想では、営業利益を前期比14.2%増の920億円とし、コンセンサス(880億円)を上回る予想も材料視された。円安及び新製品等の成長で海外製商品が好調見込みの他、ロシュからのコプロモーション/ロイヤルティ収入の増加などが背景に。

<5202> 板硝子 851 -81
急落。総額400億円規模の増資をすることがわかったと一部メディアで報じられている。大手銀行系の2つの企業再生ファンドに優先株を割り当て、両ファンドからそれぞれ200億円の出資を受けるようだ。2006年に買収した英ピルキントンに関するのれん代償却費や中国企業との競争激化が財務面での重しとなっていた。新株発行にともなう、希薄化懸念が先行する格好に。

<6503> 三菱電 1659.5 -83
後場に急落。17年3月期第3四半期の決算を発表している。10-12月期の営業利益は538.30億円となり、コンセンサス(659億円程度)を大幅に下回ったことが嫌気されている。売上減少や円高などが背景に。なお、第4四半期の為替条件を前回公表比+10円の1ドル110円に修正した影響で、17年3月期通期の業績予想を上方修正。営業利益は2500億円から2550億円としているが、影響は限定的に。
《XH》

 提供:フィスコ

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