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証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)と売建(信用売り)の両方ができる銘柄
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6951 日本電子

東証P
6,258円
前日比
+22
+0.35%
PTS
-円
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
17.8 2.89 1.18 6.45
時価総額 3,225億円
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<動意株・14日>(大引け)=日本電子、SUMCO、LINK&Mなど

 日本電子<6951>=急騰。同社は11日取引終了後、17年3月期の連結業績予想の修正を発表。売上高を1070億円から1000億円(前期比6.9%減)へ、営業利益を30億円から18億円(同70.7%減)へ下方修正した。しかし、今期の業績悪については事前に織り込みが進んでいたほか、信用倍率が1倍と売り買い拮抗にあり需給妙味が意識されていたこともあって、株価は急浮上する展開に。背景には「電子ビーム描画装置などの成長商品に期待が強いほか、外資系証券が同社株に強気の投資判断をしていることも影響している。円高デメリットと研究開発費先行の減益であり、来期にはV字回復が見込める」(市場関係者)との指摘が出ている。

 SUMCO<3436>=大幅で3日続伸し、年初来高値。ドイツ証券は11日、同社株の投資評価を「ホールド」から「バイ」に引き上げた。目標株価は850円から1400円に見直している。同証券では、「17年から300ミリウエハの値上げが始まる」と予想。これに伴い、17年12月期の連結営業利益は275億円(今期予想は127億円)、18年12月期は同468億円と市場コンセンサス(17年12月期177億円、18年12月期259億円)を大きく上回ると試算している。

 リンクアンドモチベーション<2170>=後場一段高。同社は会社組織や人事のコンサルティングを手掛けるが、企業の人材ニーズが高まるなかで経営コンサルに対する需要は旺盛、特に利益率の高い組織開発が好調で11日取引終了後に16年12月期の連結業績予想の上方修正を発表、これが大きく好感された。営業利益を16億5000万円から18億6000万円(前期比2.1倍)へ、最終損益を13億円から13億5000万円(前期3億1600万円の赤字)へ増額している。

 トーヨーカネツ<6369>=急伸し、年初来高値を更新。同社は11日の取引終了後、17年3月期の連結業績予想の修正を発表。売上高を430億円から450億円(前期比3.4%減)へ、営業利益を13億円から24億6000万円(同18.7%減)へ、純利益を11億円から30億1000万円(同57.8%増)へ上方修正、期末一括配当を5円から10円(前期5円)を引き上げており、これを好感した。物流システム事業の好調や本社移転に伴う現本社譲渡による特別利益が寄与している。

 ナカノフドー建設<1827>=急伸。同社は11日の取引終了後、17年3月期の連結業績予想の修正を発表。売上高を1180億円から1160億円(前期比0.9%増)へ、営業利益を32億円から47億円(同14.3%減)へ、純利益を23億円から37億円(同7.2%減)へ修正、利益の上方修正を好感した。工事の採算性向上より、完成工事総利益が増加することが利益を押し上げている。

 飯田グループホールディングス<3291>=大幅反発。同社は11日の取引終了後、17年3月期の連結業績予想の修正を発表。売上収益を1兆2429億円から1兆2500億円(前期比10.0%増)へ、営業利益を1005億円から1133億円(同19.7%増)へ、純利益を660億円から752億円(同15.8%増)へ上方修正。期末配当を23円から30円(前年同期23円)へ引き上げ、第2四半期末の23円(同19円)と合わせて年間配当を53円とし、これを好感した。前期に引き続き仕入れの厳選や在庫回転率の改善を推し進め、品質基準統一による性能面の向上に取り組んでいる。

※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)

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