富士通フロンテック---グローバルビジネスが拡大、RFIDなどにも注力
富士通フロンテック<6945>は金融機関向けのATMや営業店端末、流通業界向けPOSに加え、同社製品中心のトータルソリューションをてがけている。RFIDなどのデバイス、手のひら静脈認証技術などのキーテクノロジーを活用した最先端のシステムやソリューションなどに注力している。米国、欧州、中国を中心に2015年3月期の海外売上高比率は30.5%。
2016年3月期は売上高で前期比6.6%増の1,160億円、経常利益で同3.7%増の50億円が見込まれている。グローバルビジネスの戦略的な拡大、店舗向け現金管理運用サービスやRFIDプラットフォーム商品化など新ビジネス・新商品の創出に注力する。第1四半期は順調な滑り出し。
1株あたり配当は利益成長とともに引き上げられてきているが、2016年3月期は前期比横ばいの18.00円。配当性向は14.4%が見込まれている。また、PBRは0.93倍と1倍を下回る。
《SF》
提供:フィスコ