ヨコオ---17年3月期第3四半期は営業利益197.4％増、増収増益で業績予想を上方修正

ヨコオ<6800>は8日、2017年3月期第3四半期（16年4-12月）決算を発表。売上高が前年同期比8.7％増の320.22億円、営業利益が同197.4％増の20.06億円、経常利益が同198.7％増の22.55億円、四半期純利益が同225.7％増の17.47億円だった。

車載通信機器は、主力製品である自動車メーカー向けアンテナの海外向けの販売が伸長し、前年同期を大幅に上回った。国内向けもフィルムアンテナの販売が堅調な推移となり、ETC車載アンテナも前年同期を大幅に上回った。回路検査用コネクタは、半導体前工程検査用治具の販売が前年同期を上回った。

第3四半期の業績が、売上高・利益ともに、想定を上回る結果となったため、通期の業績予想を修正した。17年3月期通期は、売上高が前期比7.5％増の430.00億円、営業利益が同136.5％増の25.00億円、経常利益が同185.7％増の23.50億円、当期純利益は同336.5％増の18.00億円を見込んでいる。

《TN》

　提供：フィスコ