ｓａｎｔｅｃは反落、光部品想定下回り１８年３月期営業利益は計画下振れ

　ｓａｎｔｅｃ<6777>は反落している。前週末２０日の取引終了後、集計中の１８年３月期の連結業績について、売上高が従来予想の４９億円から４６億９００万円（前の期比２．２％増）へ、営業利益が７億１０００万円から６億６５００万円（同４．７％増）へ下振れしたようだと発表しており、これを嫌気した売りが出ているようだ。

　米国向けＯＣＴ光源およびアッテネータを中心とする光部品が想定を下回ったことが要因。ただ、投資有価証券売却益の計上などが寄与し、純利益は５億４０００万円から５億５６００万円（同１２．３％増）へ上振れた。

　なお、純利益の上振れに伴い、従来１４円を予定していた期末一括配当を１円増額して１５円にするとあわせて発表した。

出所：みんなの株式（minkabu PRESS）