パイオニアは小動き、路線バスの自動運転化の技術開発に向けた実証実験を発表も反応限定的

　パイオニア<6773>は小動き。８月３１日の取引終了後、みちのりホールディングス（東京都千代田区）と共同で、路線バスの自動運転の実現に向けた実証実験を行うことで合意したと発表したが、これを材料視する動きは限定的のようだ。

　今回の合意は、将来的な路線バスの自動運転化に向けて、路線バスにおけるスムーズかつ安心・安全な自動運転を実現する技術の検証を目的としたもの。カーナビゲーションで培った高い自車位置精度や自動運転に必要とされる走行空間センサー、自動運転用地図などの開発を進めるパイオニアと、傘下に複数のバス会社を所有し、路線バスの運行ノウハウを持つみちのりホールディングスが、それぞれの強みや知見を持ち寄ることで、１８年３月期中に実証実験を開始するとしている。

出所：みんなの株式（minkabu PRESS）