ソニーが急反発、今期業績絶好調で中期計画推進への期待感も買い戻し誘う

　ソニー<6758>が急反発、前日は全体波乱相場のなかで５日ぶり大幅安となったが、きょうはその下げを帳消しにする急速な切り返しをみせている。エレクトロニクス事業が好調なほか、金融分野や音楽分野も収益を後押ししており、米国の税制改正に伴う法人税の負担が減少していることも追い風となっている。

　前週末に１８年３月期最終利益を従来予想の３８００億円から４８００億円に１０００億円も増額していることで、全体相場のリスク回避の流れが一巡したところで実態面の強さを再評価する動きとなっている。吉田憲一郎副社長兼ＣＦＯが４月１日付で社長兼ＣＥＯに昇格、新社長の下で新たな中期計画推進への期待も大きいようだ。

出所：みんなの株式（minkabu PRESS）