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本日の注目個別銘柄:東芝、アイフル、神戸鋼など


<6502> 東芝 330 +12
続伸。東証では同社の「特設注意市場銘柄」指定を本日付で解除すると発表。企業統治や決算の開示体制などに改善が見られたとの判断。これにより、同社株上場維持に向けたハードルの1つが新たにクリアできたことになる。機関投資家の資金流入などに対する期待感も高まる格好に。ただ、依然として今期末の債務超過解消に関しては不透明感が残る情勢であり、本格的な買い安心感が強まる状況にまでは至っていない。

<2157> コシダカHD 3920 +625
大幅続伸で一時上昇率トップ。前日に前8月期の決算を発表、営業利益は約61.5億円で前期比27.8%増益、7月の上方修正値58.9億円を上回る着地となった。今期も73.1億円で同19.0%増と連続2ケタ増益の見通しになっている。順調な業績成長をポジティブ視する動きが優勢に。配当金も前期の4円増配に続いて今期も同様に4円増配の予定。業績に対する自信の表れとも受け止められているようだ。

<7581> サイゼリヤ 3485 +305
大幅続伸。前日に前8月期の決算を発表、営業利益は112億円で前期比24.5%増、従来予想の110億円をやや上回る着地となった。円安によるコスト増懸念があったなか、想定通りの好決算発表で安心感が強まる状況に。また、今期は125億円で同11.4%増益の予想。第4四半期同様に増益率は鈍化するとの懸念もあった中、好業績見通しに対してポジティブな反応となった。

<8342> 青森銀 3740 +380
大幅反発。3日に発表した公募増資と売出を中止すると発表。発表前の情報漏洩の可能性など、公正な株価形成に疑義が生じたためとしている。増資・売出発表後は、株式価値の希薄化や需給懸念から株価は急落していたが、こうした懸念が払しょくされることで買い戻しの動きが活発化する展開になった。

<5406> 神戸鋼 882 +4
小幅反発。川崎社長は12日午前、経産省の多田製造産業局長と面会した。データ改ざん問題について「徹底的に再発防止策を立案する」と述べたようだ。株価は直近で大幅に下落したこともあり、本日は押し目買いも入ったもよう。ただし、「鉄粉」についてもデータを改ざんして出荷した疑いがあることが社内調査でわかったとも伝わっている。さらなる問題発覚の可能性も残されており、依然として不透明感は継続。

<4519> 中外薬 5030 +295
大幅続伸。モルガン・スタンレーMUFG証券が投資判断「オーバーウェイト」継続で、目標株価を5200円から6300円に引き上げていることが買い材料視されている。血友病医師への調査結果は想定を遥かに上回るものでポジティブサプライズと評価。ACE910のポテンシャルは、Rocheベースの市場コンセンサスの約2倍と結論付けられるようだ。つれて、来期以降の業績予想を上方修正しているもよう。

<8515> アイフル 396 +19
大幅反発。同社のほか、アコム<8572>なども買い優勢と、ノンバンクの強い動きが目立った。東京弁護士会がアディーレ法律事務所に対して業務停止2カ月の懲戒処分を言い渡したと発表。アディーレは過払い金請求の受任最大手であり、今後、潜在的な過払い顧客の掘り起し姿勢が弱まるとの見方につながったもよう。これまで業界の重しであった利息返還請求が一段と収束に向かう可能性が材料視される形に。

<4661> OLC 9235 +239
大幅続伸。野村證券では投資判断を「ニュートラル」から「バイ」、目標株価も7500円から11600円に引き上げている。同社のエリア拡大余地が想定を上回ると判断、新たに2か所の新エリアオープンを中期業績予想に織り込んだもよう。複数の大型エリア開業後の27.3期営業利益は2982億円を予想(今期会社予想は1002億円)しているようだ。想定よりも早いタイミングで足元の業績が好転していることも評価と。

<2726> パルHD 3225 -395
大幅反落で下落率トップ。前日に上半期の決算を発表、営業利益は36.5億円で前年同期比39.6%増益になった。従来予想の34.8億円も上回る着地になっている。ただ、3-5月期の55.7%増益に対して6-8月期は11.6%増と増益率は鈍化する形に。第1四半期決算後は通期上振れ期待で株価が水準訂正していたものの、上半期決算を受けて通期上振れ余地は限定的との見方になっているようだ。
《DM》

 提供:フィスコ

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