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<動意株・30日>(大引け)=東芝、ジーンズメイト、共同ピーアールなど

 東芝<6502>=後場一段高。後場も買い人気が続き、株価は一時前日に比べ5.6%高の231.7円まで買われ、終値は同4.1%高の228.2円となった。商いも膨らみ、出来高は2億7227万株と、2位を大きく引き離し東証1部トップとなった。この日、臨時株主総会が開催され半導体メモリー事業の分社が決議された。市場では、売り方の買い戻しが流入したとの観測が浮上。取り組み妙味も膨らむなか、当面、活発な売買が続くとの見方が出ている。

 ジーンズメイト<7448>=後場に入って一段高となっている。同社の親会社であるRIZAPグループ<2928>がきょう、コンプレッションウェアを中心としたウェアシリーズの本格販売を開始したと発表。RIZAPのアパレル展開が刺激材料となっているようだ。RIZAPグループは、ジーンズメイトに対し今年1月17日から2月13日にかけてTOB(株式公開買い付け)を行い、574万8809株を取得。このほか第三者割当増資による取得分345万株とあわせ、計919万8809株(議決権所有割合63.99%)を取得し、2月20日付で子会社化している。

 共同ピーアール<2436>=大幅高。同社は29日、ソーシャルメディア上で記者発表会の様子をライブ配信するサービス「ソーシャル ライブ記者発表会」の提供を開始したと発表。これが買い手掛かりとなっているようだ。主なサービス内容は、記者発表会と連動したソーシャルメディア上での生中継や、ライブ配信した映像のアーカイブ配信(企業・団体の自社サイトや広告など)、撮影した映像のソーシャルメディア上での拡散など。対象とするソーシャルメディア・ウェブメディアは、フェイスブックやツイッター、ユーチューブ、LINE LIVE、ニコニコ生放送となっている。

 関門海<3372>=前日比80円ストップ高の391円で引けた。同社は29日、「玄品ふぐ」の中国フランチャイズ展開に向けて、上海企業とエリア本部契約を締結したことを発表、これを手掛かり材料に投機資金が流入している。

 ケイティケイ<3035>=ストップ高。同社は29日の取引終了後、17年8月期の連結業績予想について、営業利益を1億300万円から1億5000万円(前期比21.5%減)へ、純利益を5600万円から1億2000万円(同23.7%増)へ上方修正しており、これを好感した買いが入っているようだ。連結子会社での顧客の調達方針の変更による納入価格の引き下げや、契約の予期せぬ終了などで、売上高は167億400万円から165億5700万円(前期比3.7%減)へ下方修正したが、部品・緩衝材のリユース化や原材料費の見直しによる製造コストの削減、常備在庫品の見直しによる調達コストの削減、さらに通信料の見直しなどの施策を強力に推進することで、利益は計画を上回るとしている。

 アライドテレシスホールディングス<6835>=急伸。同社は29日の取引終了後、3月31日に提出を予定している有価証券報告書で「継続企業の前提に関する注記」の記載を解消することになったと発表しており、これを好感した買いが入っている。同社では16年12月期において、営業活動によるキャッシュフロー4億600万円に対し、期末における金融機関からの有利子負債残高が74億9400万円と多額であったことに加えて、17年6月30日に期間満了となるシンジケートローンの再組成などについても協議中であったことから、「継続企業の前提に関する注記」を記載していた。ただ、29日、シンジケートローンの更新について取引銀行と合意したと発表。更新を決議したことで返済期日が延長され、当面の資金繰りの安定化が図られる見込みとなったことから、記載を解消することにしたという。

※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)

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