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本日の注目個別銘柄:東芝、東レ、楽天など


<6502> 東芝 224.7 +41
大幅反発。半導体メモリー事業の新会社への出資を検討する企業やファンドに、企業価値を2兆円以上と見積もるように求めたと一部メディアが報じた。3月末としていた株式の売却時期も4月以降に先送りすると。高値での売却が可能と判断したようで、「5割以上の出資」など新たな入札条件を21日までに関係各社に伝えたもよう。前日は買いが続かず、後場にマイナスに転じたが、本日は報道を材料に買い優勢に。

<3402> 東レ 1020 +34.8
続伸。炭素繊維で自動車市場を開拓するとの報道を材料視。18年稼働を目指し工場を新設(投資額は50億円超)、燃料電池車向けに年10万台規模のシート状電極部材を量産する。炭素繊維製の車両骨格部品の量産についても複数自動車大手と商談中とも。同社炭素繊維は航空機向けが中心であったことから、業界規模の大きい自動車市場への本格進出で期待感が高まる展開。また、みずほ証券の格上げも支援材料に。

<4755> 楽天 1129.5 +97
急伸。株式総数1億2000万株(発行済株式総数の8.4%に当たる)、取得価額の総額1000億円を上限とする自社株買いの実施を発表。取得期間は2月22日から18年2月21日まで。株価は15年高値2395円の半値以下と安値圏で推移していたこともあり、需給インパクトなどが期待される格好。また、同時に小売電気事業者登録を完了し、電力小売事業へ本格参入することも発表していることも支援材料に。

<1332> 日水 574 +12
変わらずを挟んで反発。株主優待制度の導入を発表したことが材料視された。毎年3月31日現在の株主名簿に記載または記録された、500株以上を保有している株主が対象。保有株式数が500株以上1000株未満で3000円相当の同社商品、1000株以上で5000円相当の同社商品という内容となっている。また、17年3月期の期末配当予想を1円増額し、3.5円(年間配当は5円から6円に)としたことも支援材料に。

<6997> 日ケミコン 340 +18
急伸。三菱UFJモルガン・スタンレー証券がレーティングを「Neutral」から「Overweight」に格上げ、目標株価を160円から400円としたことが材料視された。第4四半期以降の為替前提変更の他、アルミ電解コンデンサの環境好転が格上げの主要因。産機向けが構造的な増加基調に転じ、エアコン向けも回復傾向に。車載向けは電装化などで需要拡大中、足元の円安寄与もあり見通しは良好と判断したようだ。

<8848> レオパレス21 597 -19
急反落。家賃収入が10年間変わらないサブリース契約でアパートを建てたのに、6年後に減額されたとして、愛知県の男性が減額分の支払いを求める訴訟を提起すると一部メディアが報じている。報道によると、同様の減額事案は全国で相次いでおり、少なくとも100人以上のオーナーが一斉提訴を検討していると。ブランドイメージの低下による今後の業績影響への懸念が広がる格好。なお引けにかけて下げ幅を縮める。

<9110> ユナイテド海 243 +13
後場一段高。同社を筆頭に日本郵船<9101>など海運株が総じて買い優勢の展開。業種別の値上がり率トップとなっている。バルチック海運指数が前日比2.77%高の778ポイントと5日続伸になったことが好感されているようだ。セクター内では、値頃感の強い同社に物色がむかう流れとなり、後場一段高となっている。

<5411> JFE 2228 +65.5
続伸。三菱UFJモルガン・スタンレー証券がレーティングを「Neutral」から「Overweight」に格上げ、目標株価も2140円から2800円に引き上げている。外部環境好転により海外HRC市況スプレッドで230ドル/トンの確保が可能とのシナリオに基づき、株価のアップサイドが出現。同水準を通年で確保できれば18年3月期は1800億円の経常利益も視野に(17年3月期の同利益は700億円計画)。

《NH》

 提供:フィスコ

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