日本精工が続伸、国内大手証券からは慎重評価も
日本精工<6471>が続伸。世界景気の拡大とともに同社の産業機械向けベアリングなどの需要拡大に期待が膨らんでいる。ただ、大和証券は16日、同社株の投資判断を「1(買い)」から「2(アウトパフォーム)」へ引き下げた。目標株価は2000円(従来1700円)とした。同社は、18年3月期の連結営業利益を820億円から920億円に増額修正したが、これは想定通りとしたうえで、「全般的に堅調だが、サプライズは小さい」と指摘している。同証券では、今3月期の同利益を従来予想の945億円を940億円に、来3月期の同利益を1025億円から1050億円に修正した。株価は来期予想PERで13倍弱にあり、自動車部品企業としての割安感は縮小してきている、とみている。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)
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