貸借
証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)と売建(信用売り)の両方ができる銘柄
日経平均株価の構成銘柄。同指数に連動するETFなどファンドの売買から影響を受ける側面がある
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6471 日本精工

東証P
860.6円
前日比
-20.1
-2.28%
PTS
-円
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
30.0 0.68 3.49 3.77
時価総額 4,303億円
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<動意株・15日>(大引け)=日本精工、日機装、電通など

 日本精工<6471>=急伸し、昨年来高値を更新。大和証券は14日、同社株の投資判断を「3(中立)」から「1(買い)」へ2段階引き上げた。目標株価は800円から2000円に見直した。同証券では、「来期には過去最高の営業利益(16年3月期895億円)を更新し、1000億円台の大台が視野に入る」と指摘している。具体的には、17年3月期の連結営業利益は会社計画650億円に対し620億円にとどまるが、18年3月期は1000億円、19年3月期は1070億円を予想している。産業機械向け軸受需要の反転が見込めるほか、自動車関連事業の想定以上の収益性改善が収益を押し上げる。特に、小型工作機械や建機での復調が顕著であり、精機製品も半導体業界向けの伸長が寄与する、とみている。

 日機装<6376>=急反発し昨年来高値更新。同社が14日の取引終了後に発表した17年12月期の連結業績予想が、売上高1400億円(前期比5.3%増)、営業利益60億円(同22.6%増)、純利益45億円(同64.9%増)と2割を超える営業大幅増益を見込んでいることが好感されている。前下期にかけてメディカルやポンプシステムの国内事業が持ち直していることに加えて、製品の品質不適合や納期遅延など、前年度の収益悪化をもたらした工場の品質管理体制の強化を図ることで業績改善を図るとしている。

 電通<4324>=大幅反発。同社が14日の取引終了後に発表した17年12月期の連結業績予想で、売上高9785億円(前期比16.7%増)、営業利益1515億円(同10.0%増)、純利益866億円(同3.7%増)と2ケタ営業増益を見込んでいることが好感されている。国内事業は、従業員の労働環境改善に絡む投資が増えることで増益率は鈍化する見通しだが、M&Aを通じて事業が拡大している海外事業が業績を牽引する。なお、年間配当は前期85円から5円増配し90円を予定している。

 野村マイクロ・サイエンス<6254>=ストップ高。14日の取引終了後、17年3月期の連結業績予想について、売上高を142億9800万円から165億5100万円(前期比6.8%減)へ、営業利益を4400万円から4億9400万円(同56.3%増)へ、最終損益を収支均衡から3億500万円の黒字(前期1億5100万円の黒字)へ上方修正したことが好感されている。中国、韓国で受注した大型の超純水製造装置案件の工事進捗が順調に進んでいることや、中国や台湾、韓国でメンテナンス・消耗品の受注が計画を上回る見通しであることが上方修正の要因。

 クロス・マーケティンググループ<3675>=急反騰。14日の取引終了後に発表した17年12月期の連結業績予想が、売上高173億5000万円(前期比8.6%増)、営業利益14億円(同4.3%増)、純利益8億2500万円(同1.4%減)と3期連続で営業最高益を見込んでいることが好感されている。既存事業の成長と新規事業・エリア展開への積極的な投資を背景に、主力のリサーチ事業を中心に堅調な推移を見込む。また、年間配当を前期比1円増配し6円50銭を予定していることも好材料視されているようだ。

 アウトソーシング<2427>=大幅高。同社は製造ラインへの人材派遣や製造請負、研究開発の受託などを手掛けており、国内外での積極的なM&Aにより業容を急拡大させている。 同社が14日取引終了後に発表した16年12月期の決算では、売上高が1344億8200万円(前期比66.3%増)と急激な伸びをみせ、営業利益も37億3600万円(同19.6%増)と2ケタ伸長を示した。円安の影響から収益は事前の予想から上振れたこともあって、株価にはプラスに働いている。

※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)

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