ハーモニックが大幅高、精密減速機が半導体装置、産業用ロボット向けに好調観測
ハーモニック・ドライブ・システムズ<6324>が大幅高、ここファンド系資金ともみられる継続的な買いが観測され、上場来高値を連日更新する人気となっている。同社は精密減速機を手掛けており、3次元NAND型など次世代メモリー普及を背景に需要拡大が続く半導体製造装置向けや、世界的な設備投資需要拡大を受けた産業ロボット向けに高水準の需要を取り込んでいる。「半導体装置向けは前工程を中心に減速機の需要が好調を極めている」(国内中堅証券)とし、18年3月期に営業利益ベースで前期比54%増益を計画する同社株に再びスポットが当たっている。
また、産業用ロボット向けでも追い風が強い。3日付の日本経済新聞が日本電産<6594>が産業用ロボットの部品の生産能力を7倍に増やすと報じ、その際に40億円を投じて、子会社の日本電産シンポの工場でロボットの関節の基幹部品である減速機の生産設備を増設すると伝えられている。これも同分野で先行するハーモニックにポジティブ材料となっているもようだ。
出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
また、産業用ロボット向けでも追い風が強い。3日付の日本経済新聞が日本電産<6594>が産業用ロボットの部品の生産能力を7倍に増やすと報じ、その際に40億円を投じて、子会社の日本電産シンポの工場でロボットの関節の基幹部品である減速機の生産設備を増設すると伝えられている。これも同分野で先行するハーモニックにポジティブ材料となっているもようだ。
出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)