アトラエ---全従業員に対して特定譲渡制限付株式として新株式を発行

アトラエ<6194>は17日、同社全従業員に対して特定譲渡制限付株式としての新株式発行を行うことを発表。

発行する株式は、普通株式3,500株。発行価額は1株につき9,450円で、発行総額は33.075百万円。割当ての対象者はアルバイトを除く同社の全従業員35名。中長期的な業績向上に向けた従業員の意欲を高めるという観点から、譲渡制限期間3年間を設ける。

同社は、会社のあるべき姿として、取締役と従業員が垣根なくチームとして一致団結し、株主価値の向上を常に意識しながら会社経営を行うことを重要視している。同社は既に、役員や一部従業員に対するストックオプションの発行を行っているが、今回の株式付与により、従業員が株主と同じ目線で職務遂行できるようにすることを目的としている。

なお、特定譲渡制限付株式とは、金銭報酬債権の払い込みにより発行した株式について、会社と割当対象者との契約により一定期間の譲渡制限を付すもの。欧米では、Restricted　Stockと呼ばれ、主に役員への株式報酬の割合を高めるための施策として一般的に採用されている。

《TN》

　提供：フィスコ