三和ホールディングス---共用部用耐震SD「AKUZO」を発売

三和ホールディングス<5929>は三和シヤッター工業を中核とする持株会社。重量、軽量シャッター、スチールドアなどで国内トップシェア。19.3期営業利益370億円目標。配当性向35％目安。米国や欧州で業績が拡大し販売好調。

同社の子会社三和シヤッター工業は22日、共用部用耐震SD「AKUZO」を4月1日より発売すると発表。初年度の販売目標は1.5億を掲げている。

共用部用耐震SD「AKUZO」は、集合住宅や宿泊・商業施設などさまざまな施設の避難経路上に設置可能なスチールドア。地震発生後にも戸を開放できる耐震性能等級D-3に対応している。また、ドア枠と扉のクリアランス(チリ)を大きく確保することや耐震仕様の金物を標準装備しているため、電気錠や自動施錠錠にも対応可能だ。

近年、マンションの玄関ドアは耐震仕様が普及しているが、共用部避難経路上に設置されたスチールドアについては標準品としての耐震仕様がなく、オーダー品にて対応していた。しかし、共用部に採用されることが多い電気錠や自動施錠錠に使用できる金物がなく対応が困難だったため、本製品の商品開発に至った。

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　提供：フィスコ