貸借
証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)と売建(信用売り)の両方ができる銘柄
日経平均株価の構成銘柄。同指数に連動するETFなどファンドの売買から影響を受ける側面がある
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5706 三井金属鉱業

東証P
4,619円
前日比
-3
-0.06%
PTS
-円
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
14.7 1.00 3.03 3.02
時価総額 2,649億円
比較される銘柄
住友鉱, 
DOWA, 
三菱マ

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本日の注目個別銘柄:ニコン、パイオニア、三井金など


<5706> 三井金 371 +43
急伸。17年3月期の第3四半期決算と通期予想の上方修正を発表。10-12月期の営業利益は前年同期比で約5倍の104億円、通期の営業利益見通しは230億円から320億円に引き上げた。金属価格の上昇や円安進行及び在庫要因の好転、機能材料や自動車部品セグメントの堅調推移が背景。コンセンサスは10-12月期で80億円程度、通期270億円程度と見られており、大幅な上振れが材料視されている。

<7731> ニコン 1608 -275
急反落。17年3月期の営業利益見通しを490億円から440億円に引き下げた。映像事業のデジタルカメラ関連及びインストルメンツ事業の産業機器における市場減速が背景の1つ。また、同社が進めるグループの構造改革費用が480億円から530億円となる見通しで、最終損益も60億円の赤字から90億円の赤字に。コンセンサスでは17年3月期営業利益は500億円強とされており、下方修正がネガティブサプライズに。

<9418> UーNEXT 892 +150
ストップ高。有線放送の大手USEN<4842>の買収発表が材料視されている。株式保有の関係などで、同社が特別目的会社(SPC)をつくり、USENにTOB(株式公開買い付け)する形をとる(買付期間は2月14日から3月28日)。市場では、統合によるスケールメリット期待が高まっているようだ。なお、USENはTOB価格にサヤ寄せする格好で急騰した。

<6773> パイオニア 241 -17
大幅続落。17年3月期の第3四半期決算を発表。10-12月期の四半期純損益が39.94億円の赤字(前年同期は2.45億円の黒字)に転落したことを嫌気。コンセンサスでは6億円程度の黒字と見られていた。為替差損や事業構造改善費用、事業譲渡損失などが重しとなった。また、第3四半期までのカーOEMの受注状況等を勘案し、通期売上高の見通しを4000億円から3900億円に引き下げたこともネガティブに。

<6479> ミネベア 1414 +202
急伸。16年10-12月期の営業利益は161.21億円で、バックライトの好調を背景にコンセンサス(145億円程度)を上回って着地した。また、1月27日付でミツミ電機と経営統合したことを主要因に、通期予想の上方修正も発表。営業利益を450億円から480億円に引き上げた他、1200万株(発行済株式総数に対する割合2.82%)、150億円を上限とする自社株買いの発表も支援材料に。

<6502> 東芝 229.8 -20
後場一段安。本日ランチタイムに17年3月期第3四半期の決算を発表する予定だったが、「本日12時時点では開示できておりませんことを、お知らせします。」と自社ホームページで発表したことで、不透明感から売りが強まった。なお同社はその後、第3四半期報告書の提出期限延長に関する承認申請書を提出したと発表。承認された場合の提出期限は3月14日となっており、約1ヶ月の延長に。

<7717> Vテク 17330 -1340
大幅反落。17年3月期の通期上方修正を発表している。営業利益見通しは40億円から50億円へ引き上げ、コンセンサス(46億円程度)を若干上振れ。上方修正の理由は、製造原価の見直し等による利益改善となっており、722.92億円となっている受注残に関しても、売上計上時に原価の改善効果が期待できると見られる。なお、株価は足元で決算期待を背景に上昇しており、短期的な出尽くし感が優勢に。

<2503> キリンHD 1819.5 -61
反落。16年12月期決算を発表している。営業利益は前期比13.7%増の1419億円で着地し、会社計画を上振れて着地。しかし、同時に開示した17年12月期の見通しが嫌気された。通期営業利益は1430億円で、1520億円程度のコンセンサスを大幅に下回った。また、交渉していた米コカ・コーラとの資本提携についても、条件が合わず断念すると発表したことで、提携によるコスト削減期待なども後退する格好に。

《XH》

 提供:フィスコ

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