日本冶金工業<
5480>が続伸、年初から一気に水準を切り上げ3年2カ月ぶりの高値圏を走る展開。
ステンレス専業メーカーで、ニッケル精錬から圧延まで一貫した生産体制を確立させている。同社しか生産できない高機能製品への注力によりマージン向上に努めている。在庫評価も改善しており、9月下旬に火災事故から復旧した川崎製造所がフル操業体制にあることから、会社側の18年3月期業績見通しは保守的とみられている。市場では「経常利益で29億円前後(会社側計画23億円)、さらに来期は64億円前後と倍増が予想される」(国内中堅証券)という見方もでている。
出所:
みんなの株式(minkabu PRESS)