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証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)と売建(信用売り)の両方ができる銘柄
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5105 TOYO TIRE

東証P
2,859.5円
前日比
-34.5
-1.19%
PTS
-円
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
9.8 1.11 3.67 57.37
時価総額 4,407億円
比較される銘柄
住友ゴ, 
ブリヂストン, 
浜ゴム
決算発表予定日

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<動意株・16日>(大引け)=洋ゴム、テセック、ローツェなど

 東洋ゴム工業<5105>=連日の急騰。15日の午前11時に16年12月期連結決算を発表しており、その内容が引き続き評価されている。前期の営業利益は前の期比22.2%減の493億1500万円、最終損益は子会社の免振ゴムのデータ偽装による交換工事の特損計上もあり122億6000万円の赤字だった。市場では前期営業利益を450億円前後とみていたが、この予想を上回った。また、会社側では17年12月期業績は営業利益が前期比4.7%減の470億円、最終損益は250億円への黒字転換を見込んでいる。今期営業利益も市場予想(420億円前後)を上回っているほか、免振ゴム関連費用の引き当てはピークを越えたとの見方が強まっている。

 テセック<6337>=大幅高。同社は15日、中国市場での受注促進などを目的に、3月14~16日にかけて上海で開催される「セミコンチャイナ2017」に出展すると発表。新規受注などが期待されているようだ。「セミコンチャイナ2017」では、新しいコンセプトのDCテスタ「431-TT」の実機デモを行うほか、ウエハー測定工程における複数チップ同時測定を実現したDCテスタ「471-TT」の新戦略モデルを紹介する。

 ローツェ<6323>=急騰し、一気に昨年来高値更新。半導体や液晶製造ライン向けにウエハーやガラス基板の搬送装置を手掛け、売上高の8割強を海外で占めるが、旺盛な設備投資需要を取り込み業績は絶好調に推移している。同社はきょう前場取引時間中、同社の韓国子会社が日本円にして約90億円の製品を一括受注したと発表、これを材料視する投機資金の流入を誘った格好だ。今回受注した製品についてはローツェの18年2月期の連結業績に反映される見通しとしている。

 FDK<6955>=ストップ高。昨年12月22日以来の100円大台復帰を果たした。同社は15日、大容量のニッケル水素蓄電池「メガトワイセル」を開発したと発表、これが投機資金を呼び込む格好となった。同電池は拡大顕著な二次電池市場向けに開発されたもので、高安全性と優れた充放電特性を有し、大規模蓄電システムなどで長期間安全に使用することを可能としている。

 アルファクス・フード・システム<3814>=ストップ高。同社は15日取引終了後に、「飲食店経営管理システム」拡張機能の「自動発注システム」に関する特許を今年1月13日に取得したことを明らかにした。自動発注システムは、手作業が前提となっている食材発注を自動化するシステム。あらかじめ提供するメニューに使用される食材の量を登録し改変していくことで、POSシステムなどから集計されるメニューの出数から当日の在庫なども考慮し、自動的に食材あるいは備品の正確な補充が実現できる。外食業界は店舗の人材難が深刻化しており、このシステムへの期待は大きいと思われる。

 日本精蝋<5010>=急伸し、昨年来高値を更新。同社は15日取引終了後に、前16年12月期通期の連結決算を発表。経常損益は5億8000万円の黒字(前の期は7億2900万円の赤字)となり、従来予想の2億9000万円の黒字から上振れ着地した。主力のワックス販売減で売上高は前の期比20.3%減の233億1800万円(従来予想は235億3000万円)にとどまったが、昨年11月以降の急激な円安による輸出手取り額の増加や為替差益の発生などが利益を押し上げた。

※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)

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