ミルボン---2016年12月期通期決算は初期計画を上回り営業利益8.2%増、期末配当額は予定どおり40.00円
ミルボン<4919>は25日、2016年12月期決算を発表。売上高が前期比6.4%増の291.34億円、営業利益が同8.2%増の51.13億円、経常利益が同6.9%増の47.33億円、当期純利益が同4.0%増の30.69億円だった。
初期計画の売上高289.50億円、営業利益50.00億円、経常利益47.00億円を上回っており、当期純利益は31.00億円に対し売却予定の青山工場の減損損失計上により若干下回ったが、ほぼ計画どおりである。なお、期末配当金は、計画どおり40.00円と発表、年間配当金は78.00円となる。
ヘアケア用剤部門において、プレミアムブランド「オージュア」が伸長していることや、プロフェッショナルブランドのアウトバストリートメントの新製品が好調。また、染毛剤部門において、昨年発売したグレイカラーが引き続き順調に推移していることも売上好調の要因の一つ。その他、中国、韓国等、東アジア地域での伸長も大きく寄与。
17年12月期通期については売上高が前期比6.4%増の310.00億円、営業利益が同3.6%増の53.00億円、経常利益が同3.3%増の48.90億円、当期純利益が同12.4%増の34.50億円と計画している。配当に関しては、中間で40.00円、期末で42.00円、合計で82.00円と予想している。
《TN》
提供:フィスコ