トーセは急反落、一部スマホゲームの開発の遅れ響き１７年８月期業績予想を下方修正

　トーセ<4728>が急反落し年初来安値を更新。６日の取引終了後、１７年８月期の連結業績予想について、売上高を６０億８６００万円から５０億１００万円（前期比２．６％増）へ、営業利益を７億３１００万円から２億３３００万円（同１０．０％減）へ、純利益を４億４６００万円から９２００万円（同０．９％減）へ下方修正したことが嫌気されている。

　一部スマートフォン向けゲームの試作品案件や本開発の案件が来期以降に期ずれし、運営開始時期が変更となること、それに伴い新規案件の受注活動に遅れが生じることが予想されることなどが要因としている。また、東南アジア向けコンテンツ配信事業の売り上げが想定を大幅に下回る見通しとなったことなどが要因としている。

　なお、同時に発表した第２四半期累計（１６年９月～１７年２月）決算は、売上高１７億４６００万円（前年同期比２１．１％減）、営業損益５４００万円の赤字（前年同期７２００万円の黒字）、最終損益９０００万円の赤字（同２３００万円の赤字）だった。

出所：株経ONLINE（株式会社みんかぶ）

最終更新日：2017年04月07日 13時34分