城南進学研究社---3Q売上高5.2%増、映像授業部門やスポーツクラブで会員数・売上高が増加

城南進学研究社<4720>は3日、2017年3月期第3四半期（16年4-12月）決算を発表。売上高が前年同期比5.2%増の54.05億円、営業利益が同21.8%増の4.79億円、経常利益が同20.2%増の5.26億円、四半期純利益が同25.2%増の3.77億円だった。

予備校部門は、演習授業「THE TANREN」や冬期合宿を通じ売上向上を図っている。
個別指導部門は、直営教室で売上高はほぼ前期並みを維持した。映像授業部門は、映像授業専門教室「河合塾マナビス」各校舎において生徒数・売上高とも着実に増やした。デジタル教材部門は、小中学生を対象としたＷＥＢ学習システム「デキタス」 のサービスを開始し、個人顧客を着実に増やした。児童教育部門は、株式会社講談社パル社との業務提携契約を12月に締結した。また、子会社「株式会社久ケ原スポーツクラブ」は、会員数を着実に伸ばし、売上増に大きく貢献した。

17年3月期通期については、売上高が前期比6.3%増の71.17億円、営業利益が同42.2%増の4.60億円、経常利益が同34.2%増の5.13億円、当期純利益が同351.1%増の3.83億円とする期初計画を据え置いている。

《TN》

　提供：フィスコ