明光ネットワーク---2Qは増収増益で堅調に推移、固定資産譲渡益に伴い通期の最終益を上方修正

明光ネットワークジャパン<4668>は12日、2017年8月期第2四半期の連結決算を発表。売上高で前年同期比7.7％増の101.45億円、営業利益で同31.4％増の20.39億円、経常利益で同37.1％増の21.64億円、親会社株主に帰属する四半期純利益で同3.2倍の17.13億円と増収増益となった。

明光義塾直営事業では、教室環境の整備や、中学生を対象にした理科・社会のオンライン学習サービス、高校生を対象とした映像授業の活用、授業の質の向上などを進めてきた。セグメント売上高は前年同期を下回ったものの、セグメント利益は前年同期並みで推移。

明光義塾フランチャイズ事業は、新規オーナーの募集を積極的に進める一方、教室立地の見直しによるスクラップアンドビルドを実施。セグメント売上高は前年並みで推移したが、セグメント利益は堅調に増加し、全社の利益面をけん引する格好となった。

また、2017年8月通期の業績予想を売上高で前期比7.3％の200.41億円、営業利益で同17.7％増の25.60億円、経常利益で同13.9％増の26.50億円、親会社株主に帰属する当期純利益で同99.9％増の18.86億円と見込んでいる。売上高、営業利益、経常利益については前回2016年10月発表予想を据え置いたが、固定資産譲渡益の計上に伴い親会社株主に帰属する当期純利益を前回予想から3.76億円増額修正した。

《TN》

　提供：フィスコ