大塚ＨＤが反発、大塚製薬のセンサー組み込み抗精神病薬が米国で承認と報じられる

　大塚ホールディングス<4578>が反発。きょう付の日刊工業新聞で「大塚製薬の“デジタルメディスン”が米国で承認された」と報じられており、これを好材料視した買いが入っている。

　記事によると、承認されたのは統合失調症の治療などに使われる抗精神病薬「エビリファイ」の錠剤に摂取可能なセンサーを組み込んだ「エビリファイ　マイサイト」で、服用後にセンサーが信号を発し、患者の体に貼り付けたパッチ型の検出器が信号を検知して服用日時をはじめとするデータを取得できるようになっているという。患者の服薬状況を共有できるほか、服薬不良で病状が悪化する事態や、それに伴う医療費の発生などを未然に防げると期待されている。

出所：みんなの株式（minkabu PRESS）